日本とアメリカの顎関節症の違い
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顎関節症でもう6年も東京医科歯科大学の
口腔外科に治療で通っていますが、
全く良くなっていません。
今日診察してくれた先生はアメリカに
1年間国費留学していた人ですが、
私のなかなか治らない様子を見て、
アメリカの治療方法では治らないかもしれない・・・
と言いました。
詳しい話を聞きたかったのですが、
次の患者さんが来ていたので聞けませんでした。
アメリカの治療方法というのは、
日本の治療方法とは違うのでしょうか?
三国佳子
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最近、日本の顎関節症の名医とか第一人者と
称する人の中で、
顎関節症は咬合とは
因果関係がない!
と言う人がいます。
確かにこの人達の理論の裏付けになっているのは
今、アメリカの学会で盛んに言われていること
なのです。
しかし、G.V. BLACK DENTAL OFFICEが開設以来
13年間言い続けている事は、
日本の顎関節症に関する限り、
アメリカの結論には当てはまらない!
ということなのです。
日本の顎関節症は咬合と
因果関係がある!
ということなのです。
日本の顎関節症の第一人者と称する人達は、
他の医療の分野でも同じなのですが、
アメリカで発表された論文を誰よりも早く訳して
公開することにより第一人者になれたと
思いこんでいるような人が多く、
実際の臨床よりも文献を漁ったり、
学会という理論上の世界に参加することに
生き甲斐を感じて、
現場を全く知らない人ばかりなので、
このような混乱が発生してしまうのです。
だれでもわかる
アメリカの顎関節症と日本の顎関節症の
決定的な違いはつぎのようなことです。
アメリカの顎関節症では、
患者の大部分は
歯科治療に関する限り
問題のある歯科治療はされていない
ということです。
つまり、
アメリカには顎関節がボキボキジャリジャリ
鳴る顎関節症の患者の中には、
前歯がメタボンで、慢性的に歯がうずき、
詰めたものがすぐにとれ、
治したのにすぐ虫歯になり、
口臭のひどい歯周病で悩んでいる、
というような人はほとんどいない
のです。
また歯列矯正をしたら虫歯だらけになり、
後戻りした挙げ句、
噛み合わせもおかしくなって、
顎関節が痛くなり辛い、
というような人もほとんどいません。
その結果、
アメリカの顎関節症は、歯の問題よりも、
原因の良くわからないストレスなどによる
精神的な要因が引き金となり
歯軋りや食いしばりが極度に起こり、
その結果顎関節がダメージを受け、
顎関節症が発症しているのではないか?
と現在は考えられています。
原因の良くわからないことが引き金になり
発症しているのですから、
治療方法も確立されたものはなく、
アメリカの顎関節症治療は
暗中模索の状態になっているのです。
ただ患者の多くが精神的な問題を抱えている
ことが多いので、
アメリカの顎関節症の治療では
総合病院の精神科でカウンセリングを受けたり、
精神安定剤などの薬で
症状を和らげることが多いのです。
その時に下される診断名で多いのが、
自律神経失調症、適応障害、鬱うつ病、
パニック障害、パニック発作、
広場恐怖、外出恐怖、全般性不安障害 、
不安神経症などです。
またアメリカでは重度の顎関節症になり、
顎関節を手術で治す必要がある人の場合は
口腔外科が窓口となるのです。
日本の顎関節症の名医や第一人者と称する人達は、
このようなアメリカの状況から
日本の顎関節症も咬合、つまり
歯科治療の分野とは関係がない!
と言っているわけです。
ところが日本で起こっている現実は
日本の顎関節症では、
患者の大部分は
不適切な歯科治療を受け
歯に問題を抱えた人ばかり!
であることは日本で顎関節症になっている人自身が
みんなわかっていることです。
日本のハイシャさんの中には、
このような治療は人間破壊ではないのか?
と疑われるようなことを平気でする人までいます。
つまり
日本の顎関節症は、日本のハイシャさんによる
不適切な歯科治療により、咬合が崩壊し、
それにより歯軋りや食いしばりが起こり、
その結果、
顎関節がダメージを受け発症している
のです。
そして、さらなるダメージを与えているのが、
多くの場合
ストレスによる
極度の食い縛り
もしくは歯ぎしり
であることがわかっています。
このような状態を医原性顎関節症と呼びますが、
G.V. BLACK DENTAL OFFICEを訪れる
顎関節症を主訴とする人の100%
がこの医原性であることを考えると
アメリカとの違いは明らかなのです。
従って、
日本で顎関節症が発症しているのは、
日本のハイシャさんの不適切な治療により、
歯が悪くなり咬合が崩壊したことが原因!
という完全に特定できる原因がある以上、
アメリカの顎関節症のように治療方法がない!
というのは間違っています。
どんな名医にとってもストレスを除去することは
大変に難しいことですが、
一流のDentistにとって
歯を治すのは簡単である以上、
不適切な治療で悪くされた歯を、
正しい治療で、正しい姿に治すことで、
崩壊した咬合も正しくなり、
その結果、
顎関節症は完治するのです。
過去14年間において
G.V. BLACK DENTAL OFFICEでは、
Evidence Based Medicine (EBM)に基づいた
歯科治療により顎関節症を完治させており、
その詳細を「カズイスチカ」で公開しています。
03/03/08
Norman Yamazaki, DDS.


顎関節症は治る!
